全般
みなさん、釣果に関連する『要素』って何を思い浮かべるでしょうか?
タックル? 仕掛け? 天候? 人間のコンディション? フィールド? 潮?・・・
挙げ始めたらきりがないですよね!
どれも正解だと思います。
これらの『要素』が釣果に直結してくることは間違いないと思います。
その中でも私は『潮』を重要に考えています。
潮
今回は『潮』に着目して記事を書いていこうと思います。
潮にも色々とあって、『潮汐』と『潮流』がありますよね!
そもそも潮とは??
コトバンクで調べてみると。。。
潮汐
海水面の水位が毎日ほぼ2回ずつ昇降し、周期的に満潮と干潮を繰返す現象。
月と太陽の万有引力による起潮力の作用として説明されるので、天文潮といわれる。
ただし、現象面には気象潮の影響も常に含まれている。
潮流
潮の流れ。海水の流れ。
特に、潮汐(ちょうせき)によって生じる海水の流れ。
海釣りをされる方なら知っている内容ですよね!
では、潮汐のメカニズムを見ていきましょう!!
潮汐のメカニズム
月が最接近した時に海水が月の引力により引き寄せられ満潮になります。
直角に位置する部分は海水が引かれるため干潮になり、その影響で反対側でも満潮現象が起こります。
地球は1日に1回転するので、1日に2回/約12時間毎に潮の満ち引きが繰り返されます。
これが俗にいう『潮汐』です。
満干潮の時間は毎日変化しており、前日よりも約1時間ずつ後ろにずれていきます。
この点を押さえておかないと、潮位に左右される地合いを逃してしまうことになります。
潮時
先述の干満差を10等分したのが潮時です。
よくいわれる『上げ7分下げ3分』狙いなどというのは、干潮から70%目の潮位と満潮から30%目までの潮位を表しています。
仮に干潮が6時と18時、満潮が12時だとすると、上げ7分は10時すぎ、下げ3分は14時前となります。
つまり満潮前後の約4時間弱が勝負というわけです。
潮回り(大潮~小潮)のメカニズム
潮汐のメカニズムでは月の引力で満干潮が発生すると説明しましたが、太陽も潮汐に大きな影響を与えます。
これが俗にいう『潮回り』です。
約15日周期で変化しており、月の満ち欠けと関係しています。
太陽と月が直列に並ぶときは引力が強まり、海面の上昇が最大になります。逆に直角に位置するときは、引力がうち消される形になり海面の上昇が抑えられます。
旧暦(太陰暦)では月の満ち欠け1ローテーション約30日が1ヶ月です。「十五夜お月様」が満月になる理由もわかるかと思います。
潮回りの特徴
干満差が大きいものから大潮・中潮・若潮・長潮・小潮となっています。
どの潮が一番釣れるのでしょうか?
流れが速ければ速いほど活性が上がりやすいから「大潮」が一番釣れる。というのは理論上の話です。
確かに魚の活性は上がりやすいですが、時合と呼ばれる活性のピークが短いのも大潮の特徴です。
フィールドの特徴にも左右されるので一概に結論を出すことは容易ではないものの、大潮後の「中潮」がちょうど釣りやすいような気がします。
潮の干満は月の引力と太陽の引力に大きく左右されるとは「潮汐のメカニズム」で説明しましたが、太陽の引力と月の引力が重なりあう季節の「春」と「秋」は非常に大きく潮が動きます。
動く時間帯は春と秋で全く異なります。
春・・・昼に大きく潮が動きます。
秋・・・夜に大きく潮が動きます。
天候
天候が釣果に与える影響を見ていきましょう。
風
風があたえる好影響と悪影響とは?
<好影響>
・海面温度を冷やす。(または温める)
⇒風が吹くと気化熱の影響で海面の温度が下がる。
夏などは、海面温度が高いと魚の動きも鈍るようで、
水温が下がればそれだけ、活発に動きます。
・海水の酸素濃度が高くなる。
・風潮による流れで魚が活性化になる。
・南西風は濁りを招き、警戒心の強い黒鯛を釣る際には絶好のチャンスになる。
<悪影響>
・仕掛けが海中に馴染みにくい(強風、暴風)
・アタリが取りにくい(強風、暴風)
雨
雨がもたらす影響は?
雨が降ると酸素濃度が増えて、海水温が下がるので、
夏場だと良い影響があるものの、冬場だと厳しいです。
また、例えばイカやタコなどは真水に弱いので雨が降ると深い場所に移動してしまいます。
かと思えば、雨の音で魚の警戒心が薄れて釣果に好影響がある場合もあります。
と言う事は、ターゲットとする魚をどのような釣り方で狙うかによって、
良くも悪くもなるわけです。
ちなみに雨が降って塩分濃度が下がった潮を水潮といいます。
塩分が濃くないと辛い魚は深場へ潜ったりして逃げてしまったりもします。
水潮だとちょっと厳しい状況です。
気圧
鋭意作成中。。
コンディション
鋭意作成中。。
釣法
ショアキャスティング
概要
岸(ショア)からルアーを投げて釣るルアーフィッシングです。
青物や根魚などの様々な獲物を釣ることができるショアキャスティングは
防波堤、岩場、磯場などの環境から、大きな獲物をターゲットにすることができます。
青物の引きを味わいたい!や大物を岸(ショア)から釣ってみたい!という方にはピッタリな釣り方だと思います。
仕掛け
近日公開
黒鯛釣り
落とし込み
概要
仕掛け
ヘチ
概要
仕掛け
近日公開予定。。。
前打ち
概要
仕掛け
攻め方
基本はテトラを舞台に釣りを展開していきますが、最初はどのように攻めていいかイマイチわからないままベイトを投入していました。。。
ですが、要領を押さえてアプローチすると魚に出会える確率は上がると思います!(^^)!
それでは、テトラのポイントと攻め方をご紹介します!
①テトラ穴
テトラとテトラの穴です。
チヌが潜んでいる可能性大!!
特に昼間やスケ潮で②や③のポイントが丸見えの時はこのポイントが有効☆
入り口が小さかったり、深い穴もあるので、掛けても取り込み困難なのが難点。
②島テトラ
海面から頭だけ出ているテトラです。
濁っている時は重点的に攻めたいポイントです。
かなり浅棚でアタッてくる可能性が高いです!
③沈みテトラ
完全に沈んでいるテトラです。
濁っている時はベイトをテトラ際に転がしていくとアタッてきます!
スケ潮でこの辺りが丸見えだとかなり厳しい釣りになります。
④テトラの切れ目
テトラの切れ目です。
かなり沖までテトラが入っているときは超前という釣り方になります。
①→②→③の順に攻めてもアタらない場合に狙います。
◆攻め方
基本は①→②→③→④の順で攻めていきます。
いきなり④を攻めると手前に寄ってきている魚を散らす可能性があります。
ですが、スケ潮で魚が見えている時は④から攻めることもあります。
僕がオススメする攻める順番は。。。
<濁りがある場合>②→①→③→④
<濁りがない場合>①→④→③→②
テトラとテトラの陰になっている部分やテトラの裏側を攻めたりします。